《骨の神託者(BNG)》を考える
2014年2月6日 TCG全般 コメント (2)《骨の神託者》2RR
クリーチャー ― ミノタウルス・シャーマン
速攻
貢納2(このクリーチャーが戦場に出るに際し、あなたの望む対戦相手1人はこれの上に+1/+1カウンターを2個置いてもよい。)
骨の神託者が戦場に出たとき、貢納が支払われていない場合、あなたはあなたの手札にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
3/1
新カードの中で注目しているカードの一つ、骨の神託者。
懲罰者のアレンジ能力の貢納で、手札のインスタントかソーサリーのマナを踏み倒して唱える事ができる。
・生物としての性能
貢納時5/3速攻、非貢納時3/1速攻。
貢納時はそこそこのハイスペック、非貢納時は、2~3マナの性能になる。
どちらにしろ頭でっかちではあるが、速攻が付いているので上手く隙を突く事も可能。
速攻と相性がいいカードはというと、大隊持ちのカード、例えば《火拳の打撃者》などがまず思いつく。
また、ミノタウルスなので、ミノタウルスロードと組み合わせるのも良い。
《怒血のシャーマン》から繋げれば、貢納時6/4速攻トランプルという立派ファッティになるので、相手も貢納するのを流石に躊躇う事だろう。
しかしやはり、非貢納時の「4ターン目に出てくる3/1速攻」というのは強いとは言えないので、
無駄なく使うのならやはり、前述したようなブロック不可(または除去)やロードと組み合わせる事が重要になるだろう。
・非貢納時の能力
手札からソーサリー、またはインスタントをタダで唱える。極端な話、無限への突入でも良い。
非貢納時の本体性能が2マナと考えると、3マナ以上のカードを唱えられれば「得した」と言える。
単純な火力ならば、《戦導者のらせん》を唱えられれば上々だろう。
また、融合付きの分割カードの場合は融合状態で唱える事も可能なので、これを利用するのも良い。
《労苦+苦難》なら、自分が2枚カードを補充しつつ相手に手札分ダメージを与えるもよし、相手に手札+4点のダメージを捻じ込むもよし。
《武装+物騒》なら、適当な小型生物にブロック強制を与えつつ、信託者に武装を付けて8点パンチをしたり。
《肉体+血流》なんかも、一発技としてはとても面白いだろう。
これらのカードは単体でも十分な性能を持つ分割カードなので、素撃ちと骨の神託者での融合で、使い分けがしやすいのがポイントである。
・貢納させるには
対戦相手はこちらの手札を知らない。なので、非貢納時に手札から飛び出してくるのが《ショック》なのか《無限への突入》なのか、普通は知らない。
しかしこちらのデッキである程度の予想をする事はできる。
大技を警戒させて5/3速攻を着地させるのも可能ではあるだろう。
または、場の状況で非貢納効果を躊躇わせるのも良い。
例えばこちらが《ニヴィックスのサイクロプス》《魔心のキマイラ》をコントロールしている時に、
対戦相手はこちらにソーサリーやインスタントを唱えさせたがるだろうか?
・目を背けてはいけない
《稲妻の一撃》《胆汁病》一枚で落ちること。
そして、《モーギスの狂信者》という、最強の4マナミノタウルスが存在するということ。
コメント
骨の信託者は融合では打てません。
片方のみです。
おさわがせしてすみません。