《スカースダグの高僧》を使い倒す その1
さて、今日はみんな大好きなスカースダグの高僧について。
ほんと、人気なんですよ。検索ワード見る限り。


2012年4月XX日 1:15 スカーフダグの高僧
2012年4月XX日 20:52 スカーフタグの高僧
2012年4月XX日 20:10 スカースタグの高僧 デッキ
(他多数)


え、えっと・・・うん・・・人気があるのはいいんだ・・・



でも忘れないでほしい。

彼の名前は、
「スカースタグの高僧」でも
「スカーフタグの高僧」でもない、


「スカースダグの高僧」

です。。

ここまで名前を間違えられるのも珍しいのではないかな。





Skirsdag High Priest / スカースダグの高僧 (1)(黒)
クリーチャー ? 人間(Human) クレリック(Cleric)
陰鬱 ― (T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを2体タップする:
飛行を持つ黒の5/5のデーモン(Demon)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
この能力は、このターン、いずれかのクリーチャーが死亡していた場合にのみ起動できる。

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ということで、今回は、いつも通りの布教エントリです。

さて、こいつをどうやって使うか。
見て分かるように、起動効果を使うには、二つの条件をクリアする必要がある。
1.陰鬱
2.他のクリーチャー二体をタップ

上記の二つである。

スカースダグの高僧を使いこなすには、これらの条件を効率的に満たすカードをみつけだす必要がある。
まずは、それを選ぶ基準を書いてみる。



条件1.陰鬱
クリーチャーを一体、場から墓地に落とす。キーワードになっている単純な条件である。
単純だが、自然には発生しなく、地味に下準備が必要なのは、少し陰鬱カードを使ったらわかるだろう。
陰鬱を発生させる条件としては以下のような物がある。
①戦闘
一番多く発生しうる。だが、チャンプブロックして自軍を減らすと条件2に繋げにくいし、
そもそも相手としては、むざむざ戦闘結果でデーモントークンをタダで出させるような事はしないだろう。
どうせ戦闘解決前に高僧が殺されるオチである。相手依存な時点でNGである。考えないほうがいい。
②単体除去
相手のクリーチャーを除去するのには大抵カードを一枚消費する事になるが、
自分のクリーチャーは減らさないで済むため、条件2に繋げる事を阻害しない。
しかし、相手がクリーチャーを出している事、自分がそれに合った除去を持っている必要があるため、
戦闘で陰鬱を達成する程ではないが、少なからず相手依存がある。
③生贄
生贄に捧げるカードと、生贄に捧げさせるカードの二枚、もしくは両方を備えたカードが必要。
相手に依存をしないため、デッキの構成次第では一番安定させる事ができるだろう。
しかし、①②と違い、カード単体としての汎用性は低くなりがち。

どういう構築をするかといえば、勿論安定性を重視した構成である。
③生贄を中心にしつつ、②単体除去を入れる、というのがスカースダグの高僧を使う基本になるだろう。



条件2.他のクリーチャー二体をタップ
これは単純である。生物を並べるだけでいいのだから。
ポイントとしては以下のとおり。
1.召喚酔いは関係ない
利点である。しかし、スカースダグの高僧は勿論召喚酔いの影響を受けるので、
「2T目にスカースダグの高僧プレイ→3T目にタップ用生物二体を準備」という動きが綺麗なパターンであり、
マナコストはまず意識すべき事なのである。

2.安定してクリーチャーを二体用意するには
勿論、ただ単に生物を二体召喚するだけでもいい。しかし、効率やデッキ全体としての動きの安定性も考えなくてはいけない。
高僧がない状態で展開していって、後から高僧を引いた時に安定して生物を二体用意できているか、
高僧がない時でも戦えるか、条件1の陰鬱から自然に繋げる事ができるか、
という事を意識すると、選ぶクリーチャーの方向性が決まってくる。
①単体で質の良いクリーチャーを使う
高僧をあまり意識しない構成の場合。汎用性の高いクリーチャーを使う事で、単純に強いデッキは作りやすい。
ただ、高僧でアンタップ状態のクリーチャーを二体タップするため、テンポの都合上生物を二体同じターンに出したくなる。(召喚酔いの間にタップしたい)
その場合、軽くて質の良いクリーチャーを選ぶ必要が出てくる。ファッティばかりのデッキでは二体一緒に出すのは難しいので使えない。
のような、重くなく、単体で強力であり、複数体同時にクリーチャーを出せるものもある。
②墓地から復活できるクリーチャーを使う
墓所這い、不死持ち生物、チャンドラのフェニックスなど、安定して場に残る/場に戻せる生物を使う。
これならスカースタグの高僧をいつ引いても、タップ用クリーチャー二体を用意しやすい。
また、これら復活できるクリーチャーは、陰鬱条件として死亡した上で、タップにも利用できる、という利点もあり、実際大会で結果を出した事もある(ゾンビデッキ)。
③トークンを使う
前述した高原の狩りの達人もそうだが、現環境ではトークン系のカードに優秀な物はとても多い。
そして、上記の①②のパターンと違い、トークンを使うというのは、
カード一枚でクリーチャーを複数体用意できる、という利点が大きい。

まあ、こんなとこかしら。
実際の構築については、また次回。


ということで、次回に続く。

コメント

だうと
2012年4月26日20:20

>毎日、スカーフダグの高僧と、カルドーサの再誕の事しか


>スカーフダグの高僧

おい!

ももぞの
2012年4月27日18:03

あれ・・・ほんとに気付かなかった><
自分で書いておいて忘れるとは・・・!

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